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防水規格について
日付: リフォーム内容:防犯カメラについてのあれこれ
防犯カメラを設置していると雨が機器の内部に侵入して基盤が錆びついて故障する場合があります。
カメラの故障原因で一番多いのが水の侵入ではないでしょうか。
JIS(日本工業規格)が保護等級というものを定めており、保護等級を確認することで防犯カメラの防塵性、防滴性を確認することができます。
保護等級はIP□□(□にはそれぞれ数字が入ります)といった形で表されます。
前の□は固形物(塵など)に対する保護等級、後の□は水の侵入に対する保護等級です。
ここでは防犯カメラで重要になってくる水の侵入に対する保護等級について説明いたします。
水の侵入に対する保護等級は0(無保護)から8(水没に対する保護)まで9段階あります。防犯カメラは6(波浪に対する保護)あれば概ね問題ないとされております。
しかし、防犯カメラメーカーの中ではIP66相当やIP66取得と謳っているにも関わらず、全く保護等級相当の防滴性を持たない機器が市場には出回っております。実際に保護等級相当の防滴性があるかは使用してみないとわからないのが実情です。IP66の機器であるのに設置して3ヶ月で水が侵入して故障したという話はよく聞きます。
市場に出回っている防水性を持たない機器はネット通販等で安価で販売している輸入品が大半です。
当然、輸入品でも国内メーカー以上にしっかりした商品は沢山ありますが、そもそも防犯カメラのメーカーは聞き慣れないメーカーが多いので一般の方ではなかなか判別が難しいのかもしれません。設置して数ヶ月で故障してしまっては折角安く買ってもまた買いなおさなければなりません。
弊社では安価なネット通販に比べれば高価かもしれませんが、信頼性の高いメーカーのみを提供しておりますので、長い期間ご使用いただけます。トータルで考えればネット通販よりもお得だと思います。