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防犯カメラ素人業者による事件
日付: リフォーム内容:防犯カメラについてのあれこれ
先日、遠方の業者からどうにもならない状況に陥ったのでどうか助けてくれと依頼がありました。
その業者は内装業で防犯カメラの設置は素人でした。
その業者は以来を受けて中古のカメラの設置を受注した物の使い方がさっぱりわからず、別の業者に丸投げしたところ映像が映らずクレームが鳴り止まないといった状況でした。
たまたま、現場が仙台市内だった為に弊社に白羽の矢が立つことになりました。
現場について見ると阿鼻叫喚といった様相。
レコーダーのアラームが鳴り止まず、2台ある防犯カメラの映像はいずれも出力されておりませんでした。
説明書も見当たらず、どうした物かと思い取り敢えず電源を消してアラームを止め一旦、出直すことにしました。
事務所に戻りレコーダーを解体して見るとHDDが壊れている状態だったので、HDDを交換しそれでも異音がするのでファンも交換すると無事にレコーダーは正常な動きを取り戻しました。
次に紛失していた説明書をネット上から探し出してダウンロードして印刷し、レコーダーのパスワードを忘れないようにレコーダーにテプラーで貼り付けました。
後日、工事スタッフと現場に戻り映像が出力されない原因を探ると配線が真逆になっていることがわかりました。
それを正常な状態に配線し直すと無事完璧な状態で録画が開始されたのです。
レコーダーの故障と工事業者の不手際が重なった最悪の状態でしたがなんとか正常に戻すことができました。
簡単なように見えて防犯カメラの仕組みは奥が深いので安易に専門でない業者が手を出すと余計な出費する羽目になるという事件でした。