現在、デジタルレコーダー及びネットワークレコーダーに搭載されているHDDの多くがウエスタンデジタル製のパープル又はシーゲート製のSkyHawkとなっております。いずれも防犯カメラ用に開発されたこともあり、常時稼働に耐えうる耐久性となっているようです。SkyHawkは発売してあまり期間が立っておりませんが、パープルを搭載したレコーダーについてはかなりの台数を納品しました。３年以内の故障率はこれまでのウェスタン・デジタルのグリーン等に比べ大分低くなりました。かなりの確率で５年近くもつのではないでしょうか。それでも中には２年以内に故障するもののあります。もともとHDDは当たり外れが激しい製品と言われておりますが、それでも防犯カメラ目的で使用する場合かなり故障率は低くなったと思います。大手国内メーカーでもなぜか未だにウェスタンデジタルのグリーンを使用しているところもあります。何か事情があるのか、HDDの交換手数料で儲けようと考えているのか不明ですが、常々言っているとおり防犯カメラはいざというときに映像が撮れていないのでは話になりません。HDDだけでなく、カメラ本体、レコーダー本体、電源ユニットそれぞれ故障率が低いものを使用することで確実に証拠を残すという防犯カメラシステム本来の目的を達成できるのだと思います。